【実録】ひとりで悩まないで!高齢者用の認知症予防5つの対策をご紹介♪

介護
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当ブログにご訪問いただき ありがとうございます(^^)

このページを見つけてくださったあなたは、
高齢の親を介護する立場で認知症についての不安を抱えてらっしゃいますよね。

ひとりで親の介護を担うときに、認知症を患っているとそれだけで大きな負担になります。

このページでは、我が家の例を挙げつつ高齢者の認知症予防の対策を5つお伝えします。

筋トレ、②脳トレ、③回想法、④コミュニケーション、⑤二重課題(デュアルタスク)

どれか一つでもいいので、取り入れやすいことから始めてみる。
私の経験が参考になれば幸いです♪

認知症とは?

ところで・・・
私と同世代(ですよね?)のアナタにとって、認知症のイメージはどんなものでしょうか?

まだ私が20代前半だった頃(何年前かはナイショ^^;)
祖父が認知症を患っていましたが、「ぼけ」や「痴呆(ちほう)」と言われていました。
年齢を重ねると、物忘れが激しくなるよね~。というイメージだったと思います。

若い頃のエバ
若い頃のエバ

じぃちゃん!
またボケてるのぉ~?
ワタシ、もう学生じゃないんだよ(笑)

同居していなかったこともあると思いますが、
私も当時は知識も無かったしノホホンとした捉え方だったような記憶があります。

しかし、今は違いますよね・・・。

みんな知っています。
認知症になってしまうと、めっちゃ大変らしいよ・・・。 と。

情報化社会の中で、個人がSNSで発信することも多くなりました。
汚物を食べるなどの過激で露骨な表現や、介護者による虐待などのニュースも目にします。

そんな中、差別的な目で見られてしまうという背景もあったのでしょうか?

2004年には厚生労働省が、「ぼけ」や「痴呆」などという言葉を廃止して、
それらを「認知症(にんちしょう)」という呼び方に改訂しました。

このページでは認知症についての詳細は明記しませんので、気になる方は次のリンク先へど~ぞ♪

認知症についての情報は、
親の介護が始まる5つの切っ掛けと早期発見のポイントをご紹介♪にも記載しています。

公の機関のサイトも貼っておきますので、こちらもご覧になってみてください♪
【厚生労働省】
政策について「認知症施策」
みんなのメンタルヘルス総合サイト「こころの病気を知る」
【政府広報オンライン】
もし、家族や自分が認知症になったら 知っておきたい認知症のキホン

高齢者に対しての認知症予防

認知症は、高齢者になるほど罹りやすい病気です。

若年性認知症と呼ばれる年代は65歳未満と言われているので、
認知症予防というとそれ以下の年代からコツコツと始めておくようなイメージです。
どちらかというと、親の年代よりも私たち自身がやっておくべき内容が多いですよね(笑)

高齢者向けの認知症予防
認知症を患っていても不思議じゃない年代の高齢者でも取り入れられる予防法ってあるの?

以下に示す5項目は、高齢者向けに特化した認知症予防法ではありませんが、
「高齢者」を意識して取り入れたら効果が現れるはずです。
毎日、少しずつでも継続することによって、習慣になるのではないでしょうか^^*
楽しんで実践したくなるような工夫をしてあげたら喜ばれそうですよね♪
①筋トレ
②脳トレ
③回想法
④コミュニケーション
⑤二重課題(デュアルタスク)
エバ
エバ

じゃぁ~、
我が家の事例をもとにして
いっこずつ解説していくよ~♪

①筋トレ

高齢者が、今の自分の限界を知らずに頑張り過ぎちゃうと、身体を痛めてしまいます。

私は、恥ずかしながら・・・
学生の頃の感覚で運動会のリレーに出たら、足がもつれて転けました(笑)
そして、翌日には肉離れを起こしていて紫の痣が一面に広がってビックリしました。
頭の中のイメージと身体の機能が乖離している現象ですね(笑)
コレって、他人事じゃないと思っています^^;
(あるある・・・ですよね?)

親に筋トレを薦めるときには、必ず傍について気を付けてあげてくださいね♪

私たちが想像している以上に、親の身体は動かない・動かせないのが普通です。
自分では足を上げたつもりでいても、5㎝の段差に引っ掛かって転倒するなんて事も(><)

私の母は骨粗鬆症なので、少しの衝撃でも骨折してしまいます。
だからと言って、
危険回避で動かずにいると筋肉が衰えて歩くこともおぼつかなくなる悪循環です。
本人は、自宅の階段で手すりに掴まりながら踏み台昇降運動をすると・・・言ってます(笑)

ふくらはぎの筋トレ
立ったまま運動が出来るならば、その場でゆっくりと踵の上げ下ろしを20回程度。
立っていることが困難ならば、椅子に腰掛けた状態で行うと良いでしょう。
ふくらはぎが動いていることを意識することが大事♪
お尻の筋トレ
仰向けで横になり、両手はお腹に乗せて両膝を立てる。
お腹に力を入れてお尻を持ち上げ6秒間維持する。これを数回繰り返す。
足を前に伸ばして座った状態で、身体を左右に動かしながらお尻歩きするのも効果的^^*
胸・肩・二の腕の筋トレ
柔らかいゴムボールなどを胸の前で合掌するように挟み、手のひら全体で7秒間押しつぶす。
女性がバストアップで取り入れるストレッチと同じですね(^^)
ボールがなければ、ぬいぐるみやタオルを丸めたものでも良いでしょう♪

これらの他にも、株式会社Rehab for JAPANさんの介護業界向けのリハプランマガジン(Rehab)にたくさん掲載されています(^^)
是非、参考になさってみてくださいね♪

②脳トレ

最近は、テレビでも脳トレ系の番組が増えましたよね(^^)
あまり意識しなくても、テレビを良く見る高齢者は脳トレ出来ているのかな?と思ったり(笑)

手先を使うと認知症になりにくいと言われていますが、
目が悪くなるにつれて細かい作業が伴うことはやりたがらなくなりますよね・・・。
編み物とか好きだったんですけどねぇ~。

そんな中、母が自ら「買ってきて欲しい」と言うものがありました♪
それが、脳トレにもなるというまちがいさがしの本でした(笑)
何かで紹介されていたらしく、「こはる」というヒントだけで探し当てた本です^^;  

\ 楽天ブックスで買ってみたけど、私でも難しいかも~!? /
ぺんたと小春のめんどいまちがいさがし [ ペンギン飛行機製作所 ]


間違い探しの他にも、脳トレになるものはたくさんありますね♪

クロスワードパズルや数独などは書店にたくさん並んでいますが、
その多くの雑誌は問題を解いたら懸賞に応募できるようになっているんですよね~♪
もしかしたら、やり甲斐に繋がるのではないかなぁ~と思っています(^^)

エバ
エバ

懸賞付きの雑誌とハガキを一緒に渡したら、
楽しんでくれそうですよね(笑)

③回想法

回想法って、何だかよく分からないですよね^^;
「自分の過去のことを話すことで精神を安定させ、認知機能の改善も期待できる心理療法のこと」
定義されているそうです。(長寿科学振興財団

脳に刺激を」とよく言われますが、過去の記憶を掘り起こすことも刺激なのだそうです(^^)

確かに高齢者は昔の事ってよく覚えているんですよね。
昨日のことは忘れているくせに、10年も前の不満をぶつけられたりすることが良くあります(笑)

(私の)息子が卒業旅行に行くときにお金を貸した!」とかね(^^;)

母が唐突に昔話を始めるときは、だいたい母の中に鬱積したものを吐き出すことが多いです。
私にしてみたら、ちょっと面倒くさいことなのですが(笑)

このことが認知症予防になるのなら傾聴してあげたいし、
ネガティブなことを吐き出すことで不穏になる状況回避に繋がることを密かに願っています。

回想法の詳しいことは、みんなの介護さんのサイトで
【医師監修】回想法とは?認知症予防への効果と注意点がとても参考になります♪

認知症予防として意図的に回想法を取り入れるなら・・・
エンディングノートに記載するつもりで傾聴してみることをオススメします(^^)

親の終活(エンディングノート作成)の代行をすることについては、
親のプレ介護中に親の終活代行を始めた切っ掛けとその理由をお伝えします♪
にもまとめていますのでご覧になってくださいね(^^)

④コミュニケーション

言わずと知れたコミュニケーション(笑)

同じ話を何度も繰り返す親と、
お仕事や家事・介護で慌ただしく過ごしている私たち。
何も意識していない状態で、日々、しっかりコミュニケーションできているでしょうか?

私自身は、お恥ずかしながら「対話」として成立していませんでした(笑)

でも、認知症予防という観点から、強く意識することを心掛けるようになりました♪

面倒ですよ、確かに( ̄。 ̄;)
親の話は要領を得ないし、耳が遠いし、頑固・ワガママ・ネガティブだし(笑)
少し時間に余裕があるときなら、イラッとせずに対応できるけれど・・・。

親子の対話なので、介護業界における傾聴のイロハなどはそんなに必要ないと思っています。
ただ、私たちが思い描いている以上に、高齢者は自分の身体的機能の低下に悩んでいます

私の母は日常的に言葉にすることは少ないけれど、
情けない、惨めだ、迷惑ばかり掛けて申し訳ない。・・・なんで?・・・どうして?

高齢者は、毎日、自分の老いと闘っています(><)
そのことを意識して、心を寄り添わせた対話を心掛けてみると良いかもしれません(^^)

介護のお仕事をされている人たちは、
認知症ケアのコミュニケーション技法として 「バリデーション」 を活用されているそうです。
プロの技を知りたい人は、【探しっくす】さんサイトの中で
認知症ケアのコミュニケーション方法「バリデーション」とはをご覧ください♪
6つの基本的態度と14の基本テクニックはとても参考になると思います。

⑤二重課題(デュアルタスク)

我が家は、ずっと母が炊事担当でした。
80歳を過ぎた今でも、お料理だけは自分の仕事だと思ってキッチンに立っています(笑)

「料理療法」という言葉もあるくらい、お料理は認知症に有効のようです^^*

 参考

第11回:いつまでも料理を楽しんで、いきいき暮らす!
(Panasonic いきいきライフデザインマガジン)

私自身は、認知症予防として料理を任せているわけではありませんでした。
家計を支えていた仕事をやめて隠居生活になった頃に、
何か一つでも「これは私じゃ無きゃダメ」というものがあった方が良いとの思いでした。
責任感の強い母でしたから、そんなモチベーションが必要だと感じていたのです。

二重課題(デュアルタスク)とは、身体と頭脳を同時に使うことです。
仕事や家事などのマルチタスクや、「ながら○○」などといわれるアレと同じですね(笑)

認知症予防のためのデュアルタスク
  • 足踏みしながら計算問題を解く
  • 洗濯物を干しながらなぞなぞをする
  • ひとりじゃんけん

レクリエーション感覚で、楽しみながらトレーニングするのも良いですね(^^)

親が認知症になったら

私は、親が認知症を患ったら笑っていられる自信がありません。

二人暮らしなので、どんな生活になるか想像もつきません。
ただ、見えないお化けを怖がっているだけでは、認知症を回避できないですよね^^;

認知症には、グレーゾーンと言われる 軽度認知障害(MCI) という段階があります。

参考

軽度認知障害(MCI)とは? 
(認知症ネット)

早期発見して治療を行えば、軽度認知障害(MCI)は回復できる可能性も秘めています。

だからこそ、私は声を大にしてお伝えしたいです。

認知症予防は重要ですよ~♪ って(^^)

ですが、
日常生活の中に認知症予防を取り入れながら過ごすことによって、
当たり前のようにコミュニケーションも活発になり、会話も増え、
表情や言動の変化にも気が付きやすくなると思います。

まとめ

このページでは、我が家の例を挙げつつ高齢者の認知症予防の対策を5つお伝えしました。

筋トレ、②脳トレ、③回想法、④コミュニケーション、⑤二重課題(デュアルタスク)

参考になれば幸いです(^^*)

「認知症」とは老化にともない誰にでも起こりうる病気です。

認知症は治らない病と言われていますが、
軽度認知障害(MCI)を早期発見できれば進行を遅らせることも可能です♪

積極的に認知症予防を取り入れて転ばぬ先の杖にしましょう^^*


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