運営者のエバです。
当ブログにご訪問いただき ありがとうございます♪
このページでは、親が入院する緊急事態でも冷静で落ち着いた対処が出来るように、
一人介護者として日頃から備えておきたい3つの事をお伝えしています(^^)
親の介護は、ある日突然始まってしまうものです。
「昨日までとても元気で、自分のことは何でも自分で出来ていた」としても、
ある日突然、何の前触れもなく倒れることもあるのです。
その時、あなたは・・・
目の前で苦しむ親の命を守るために、一人で冷静に行動することが出来るでしょうか?
私は、できませんでした(><)
頭が真っ白になって、パニックパニック・・・・・・。
そんな私が自戒の念を込めて、備えておけば良かった3つのことをあなたにお伝えします。
是非、今日からでも少しずつ出来るところから準備を始めてみてください♪
親が入院すると最近の体調や生活習慣を聞かれます
一緒に暮らしていても、
親のことはあまりよく知らないの
そうですね(^^)
コミュニケーションがシッカリとできている親子なら、ある程度は把握できているでしょうか。
しかし、私たちの親世代は、戦時中から戦後の激動の時代・貧困の時代を生き抜いてきました。
思った以上に見栄っ張りで、頑固で、そして我慢強いのです(笑)
改めて、あなたの知らない親の内面、隠された何かを探り出してみてましょう♪
一日のルーティンから異変を探りましょう
あなたがお仕事に行っている間、一人で留守を守ってくれている親御さん。
一体、どのように一日を過ごしているのでしょうか?
- 食事はしっかり食べているでしょうか?
- 排泄はうまくいってますか?
- 誰かと会ったり、電話で楽しくおしゃべりしていますか?
- うたた寝やお昼寝しているのでしょうか?
- 家事や運動のために身体を動かしたり出来ていますか?
- 一日中、家の中で過ごしていますか?
- ストレスは溜まっていないでしょうか?
いかにも事情聴取のような問いかけには、あまり素直に応じてくれないと思います(笑)
何故ならば、
激動の時代を懸命に生き抜いてきた親世代の人たちは、プライドを持っていることが多いから。
働かざる者食うべからずなんていう慣用句も、そういった親世代の人たちからよく耳にします。
そんなプライドを持っていながら、今度は子供のお世話になる立場なんです。
今まで出来ていたことが出来なくなったり、教えられることが多くなっていく年代です。
どんどん年老いていく自分に、情けないという感情が強く芽生えるのだと思います。
だから、自分の健康状態や日常の様子を隠したがる高齢者が多いのではないかと思っています。
周りに迷惑を掛けたくないと遠慮する気持ちも持っていると思います。
なんだか、いじらしくて可愛いですよね(笑)
そうは思っても、
親の日常の様子を知っておくことは、病気の診断に対して重要な情報源になります。
親が教えたくないと思っていることでも、知っておく必要があるのです。
コツは、聞き出すのではなく、世間話の合間にさりげなく問いかけてみる。
そこから得られた情報が、緊急時に親の命を守ることに繋がっています。
親の嗜好品は何だろう?
人は誰でも、一つや二つ身体によくないことをしていますよね? ねっ?
あなたも、もちろん私も、必ずあると思います(笑)
ある程度は許容範囲でも、過剰摂取は身体に毒となることもありますよね。
明らかに、百害あって一利なしとも言われる喫煙や、過剰なダイエットもよくないことですよね。
では、あなたの親御さんの場合は如何でしょうか?
きっと70年80年と積み重ねてきた人生だから、色々とあるのではないでしょうか?
今は止めている悪しき生活習慣も、身体の中で密かに悪さをしているかもしれません。
一見、病気とは関係がなさそうな嗜好品でも、
親の人生(身体)の歴史を知るつもりで深掘りしてみては如何でしょうか?
親の健康に不安や悩みはありませんか?
昔、疑惑の総合商社なんて言葉が流行りましたよね?
私の母は、ここ数年は痛みの商業施設です(笑)
常に痛いっ!を連呼されると、本当だとしてもオオカミ少年に思えてきてしまいます(笑)
あなたも、そんなふうに思ったことありませんか? 「またぁ~~?」って。
普通の会社員は、そんなに頻繁に休みをもらえるわけではないので、
病院で診てもらうべき痛みなのかどうかを判断することが本当に難しいと感じてしまいます。
でも、ちょっと気をつけなければならないのは、関連痛(放散痛)のことです。
直接の病気とは関係の無い部分に痛みを感じることがあるということ。
危険な心臓病のうち、「狭心症」とは、心臓に血液を送っている「冠動脈」の一部に異常が起き、血流が流れにくくなって、心臓の筋肉(心筋)が弱ってしまうものです。さらに、冠動脈に血栓が詰まって血流が途絶え、周囲の心筋が壊死(えし)してしまうのが「心筋梗塞」です。
狭心症の典型的な症状は、締め付けられるような胸の痛みですが、それ以外の場所に痛みが起きる「関連痛(放散痛)」などの症状が現れることもあり、注意が必要です。
NHK健康チャンネルで確かな医療・健康情報を https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_524.html
ここで、あわや命を落としていたかもしれない母の事例をご紹介します。
私の母は、急性心筋梗塞の疑いで救急搬送されましたが、関連痛を感じていました。
今思えば・・・という事後報告的なことになりますが、倒れる数日前から呟いていたのです。
なんだか肩が痛いんだよねぇ~?
なんかしたっけか?
安静にしてろって言ったのに、
また無理して庭いじりでもしてたんだろっか?
母は家庭菜園が好きなので、暖かくなってお天気が良いと庭作業をしていました。
だから、私は安易に筋肉痛や肩凝りだと決めつけていたのです。
幸い、大事に至らなかったからよかったけれど、
私は母の命に関わる重大な情報を見過ごしていたことになるのです。
全ての病気についての関連痛を知っておくことは、私たちには無理です。
ただ、日頃の些細な情報を、もしもの時にいち早く医師に伝えることが出来るとしたら、
それが命を救える大きな可能性になると思うのです。
因みに、私も常日頃から肩凝りや首懲り、そして腰痛を感じています(笑)
私の場合は、お仕事で一日中パソコンと向き合っているため、
姿勢の問題だと・・・?(笑)
座りっぱなしなので、お恥ずかしながら便秘でもあり(笑)
でも、【理学療法士作成】便秘改善マニュアルのセルフマッサージを試したら、簡単だし短時間でOKなので継続しやすくて、とても有効でした♪
母も高齢者特有の便秘気味なので、
自分で出来る易しい手当のセルフマッサージは喜んで実践しています。
今、話題のスキルマーケット「ココナラ」にて
介護する側にとっては凄く有り難い腰痛対策などの情報も販売されています。
以前、母が骨粗鬆症で骨折していた頃、一人介護なので本当に苦労していました。
もっと早く知っていたら・・・と思っています。
臨床経験18年の理学療法士のセルフメンテナンス術なので、
病院のリハビリのように安心して実践できますよ♪
親の介護が始まると、どうしても親の身体ばかりに意識が向いてしまいますが、実はあなたの健康もシッカリと守っていく必要があるのです。
(出品者情報) 理学療法士(PTグッチ)のプロフィール
親が入院したときに役立つのはエンディングノート
終活や断捨離をする人が増えていますよね♪
親が元気なうちに、一緒に始めてみませんか(^^)
ある日、親が突然倒れた。
一人で介護をするあなたには、急を要するような決断がたくさん襲いかかってきます。
手術の際には、病状の説明とともに合併症や後遺症などが記載された書面に同意が求められます。
もちろん、担当医などによる口頭での説明もありますが、オタオタすること間違いなし(失礼)
私が、オタオタした当時のことはnoteに記しています(笑)
一緒にするな!とお叱りを受けるかもしれませんが、笑って読み流してくださいね^^;
あの時、エンディングノートがあって母の過去の病歴や現在の生活習慣が記載されていたら、
もう少し的確に担当医と受け答えができたのかな?と思っています。
では、ここからは市販のエンディングノートを利用するデメリットと、
手作り(無料DL)する場合に必ず記載しておくべき内容をお伝えしたいと思います。
エンディングノートは手作りしてみませんか?
私がオススメしているエンディングノートは、
今を生きるためのエンディングノート
もしも、あなたの親が自らエンディングノートを作成しているのなら、
口出しせずに見守っていくのも有りだと思うのですが、進み具合も気になるところですよね。
そんなときは、さりげなく声を掛けてお手伝いをかって出ましょう(笑)
親はそのつもりじゃなくても、ある日突然倒れますから(><)
そして、これから制作するという場合には、必要最小限の内容にとどめておきましょう。
何故ならば、自分からエンディングノートを作成しようと思っていない高齢者は、
エンディングノートが自分の死を連想させることなので拒否反応を示すことが多いからです。
私が、作っておくことをオススメしたいエンディングノートとは、
親が今を生きていくために必要な情報が盛り込まれているエンディングノートなのです。
有名私立高校を卒業したとか、葬儀は樹木葬が良いとか、そんな情報はいりません。
親の重要書類の保管場所だったり、既往歴や生活習慣、介護の要望などが大切なのです。
インターネットには、無料でDLして印刷するエンディングノートがたくさんあります。
それらの良いとこ取りをしながら、手作りしてみることをオススメします(^^)
私も、あの時の反省を踏まえて、母と自分のエンディングノートを作りたいと思っています。
そして、市販品でオススメしたいのはKOKUYO「もしもの時に役立つノート」です♪
エンディングノートのランキングでもダントツの1位です(^^)
エンディングノートはシッカリと情報を残すことが目的です。
高齢者は、字を書くことも脳トレになります^^*
お気に入りの筆記具で書くことを楽しみながら、「ある日突然」に備えておきましょう♪
以下は、入院・手術に関することでエンディングノートに記載しておきたい内容です。
入院の手続きに必要な主なもの
保険証 | (健康保険高齢受給者証、後期高齢者医療被保険者証) |
介護保険証 | (介護認定を受けている場合) |
その他受給者証 | (特定疾患医療受給証など) |
医療費の減額に関する認定証 | (限度額認定証) |
印鑑 | (患者本人と身元引受人) |
入院誓約書 | (患者本人と身元引受人) |
緊急連絡先 | (緊急時に連絡が取れる電話番号) |
連帯保証人 | (患者本人と生計を別にしている成年者) |
生命保険・医療保険等 | (保険証券や契約内容を確認し、診断書の申請) |
※表中の赤字は病院での手続きとは関係ありませんが、
退院するまでに保険会社に連絡を入れて手続き(診断書の入手)をしておきましょう。
入院費を精算する時に、会計で診断書をお願いすると話がスムーズです。
最後は、親の入院に備えて直ぐに必要になる持ち物をピックアップしておきます。
妊婦さんは、出産前に入院準備をするのが当たり前になっていますが、
高齢の親だって、いゃ、あなた自身も私も「ある日突然倒れることがある」のです。
緊急入院で直ぐ持ち出せる入院セットを準備
一般的な入院の準備は、何処の病院でも同じような内容です。
我が家の入院セットは
可能な限り100均を利用していますよ(笑)
- 衛生用品や生活用品
- 手術を予定されているときに必要なもの
- 服用しているお薬については病院側の決まりに従う
それでは、具体的に挙げて解説しますね。
実際の入院時には、病院から入院のしおりがもらえるので不足を補うことをお忘れなく♪
1.衛生用品・生活用品
- 歯ブラシ・歯磨き粉・歯間ブラシなど
- プラスチックコップ(ガラス×)
- 洗面器
- 洗顔・スキンケア用品など
- 石けん・石けん箱
- ボディーソープ(泡で出てくるタイプ◎)
- 洗髪用品(ドライシャンプー◎)
- ウェットティッシュ(大判◎)
- 室内履き(かかとのあるズック)
- フェイスタオル・バスタオル
- イヤホン(テレビ視聴用)
- ボックスティッシュ
- 小銭
- ビニール袋(洗濯物を入れる)
- 入れ歯・補聴器・眼鏡(要ケース)
- 不織布マスク(感染症対策)
2.手術を予定されているときは
- 前開きの肌着
- 三角巾・T字帯など
- 紙おむつ・紙パンツ
- バスタオル(大判)
※三角巾やT字帯、紙おむつなどは
病院の売店で販売されています。
ただし、価格は高めなのでドラッグス トアなどで購入して準備しましょう。
3.服用しているお薬について
入院する病院により方針は違うと思いますが、
他院から処方された内服薬は、自宅に残っている全てを持ち込んでみましょう。
通常は、入院中に他院を受診することや薬の処方を受けることは出来ないようです。
入院中に他院の診察予約日が来てしまう場合は、予め相談しておきましょう。
親の入院に備えておきたい3つのまとめ
繰り返しになりますが、
「親は、ある日突然倒れます」そして「介護は、ある日突然始まる」のです。
その時に、少しでも落ち着いて対処できるように、備えておきたい3つのことをお伝えしました。
◆親の日常生活に関心を持ってコミュニケーションを取る◆
知らなかった親の気持ちや気づかなかった健康状態を知ることが出来ます。
そして、あまり考えたくありませんが、万が一の事態になってしまった場合には、後悔がより少なくなると思います。
◆一緒にエンディングノートを作る◆
親が自分で管理している生命保険や資産などの個人情報を、違和感なく聞き出すことができます。
市販のエンディングノートは、記載内容が煩雑で埋められない項目も多く、高齢者はウンザリしてしまいます。
生きるための情報に絞って、必要最低限のオリジナルエンディングノートを手作りすることをオススメしています^^*
◆入院セット◆
自宅で使い慣れた日用品を持ち込んでも大丈夫だと思います。ただ、高齢になってくると何度も入院することが珍しくありません。退院してきてからも、清潔で綺麗な状態を保って、直ぐに持ち出せるような状態で保管しておくと安心です。そのためにも、100均で揃えられるものは有効活用しましょう♪
親は、ある日突然倒れることを考えたら、今日からでも準備しておきたいことばかりです。
準備をしていれば、いざという時に慌てない!ということではありません。
命に危険が迫った状況であればあるほど、冷静に対処するのは不可能だと思います。
だからこそ、心に余裕のある今のうちに、
親御さんと一緒の共同作業を楽しみながら準備しておいて欲しいと思います。
あわよくば、その準備を必要とする日が訪れないことを願っています。
「こんな時はどうすれば良いの?」という疑問とか、
「ねぇねぇ、ちょっと聞いてよ~!」という愚痴など(笑)
いつでもメッセージお待ちしております♪
どんなことでもコメント大歓迎です^^*